実は私、わりと落語が好きでして、笑点を毎週見ているだけでなく、
子供の頃は落語のカセットテープ・・・と書くと年がばれそうですが、
まあ親が録音したテープを聴いたりしていたわけです
友人は上野とかでやってる「寄席」にいったりもするようですが、
私はそこまでではないにせよ、わりと好きなんですよ、落語
なので、今回の演劇はかなり期待していたわけです(`・ω・´)
劇団うたかた月夜 Since2005 in Freya-Trudr-
本日はうたかた月夜の公演日‼️
— 劇団うたかた月夜@2018年で14周年 (@utakata_freya) October 12, 2018
劇団員のみどりさんによる初脚本です。落語をラグナロク風、かつ複数のメンバーで行う初の試み。
落語の面白さを残しつつ見せられるよう頑張ります。#RO
今回は「落語」なので、そもそも舞台の配置からして違うのです
普段なら端っこにいるはずの「語り部役」が、客席の目の前、
ど真ん中にいるのですが、これはまさに「噺家さんの位置」ですよね
で、「噺家さんが言葉と身振り手振りで演じること」を後ろで演者さんがやる体ですね
実はこれに近い形式で、私がめっちゃ好きな番組があるのです
こちらはもっと徹底していて、噺家さんの話に完全にあわせて、
役者さんが口まであわせて演じる・・・という、
実に手間がかかる番組なのですが、めっちゃ面白いのです、ええ
一方、今回のはあくまで「RO演劇」ですので、
ROの表現をフルに使いつつ、落語としての面白さを膨らませるという、
なかなかにチャレンジングな企画だったわけです
なので、普段だとあまり出てこないような、ぶっ飛んだ表現が出てきます
主役がダメな感じなのは「お約束」でして、
もっとやばい勘違いも出てくるのですが、無難なラインでこのあたりを・・・Σ(・ω・ノ)ノ
最大の見せ場・・・「落語としての面白さ」のポイントであり、
「RO演劇であること」を最大限に生かしたシーンがこれですね
リプレイでぜひ実際に見てもらいたいのですが、
お話の山場であると同時にRO演劇としての見せ場でもあり、
なんで演者が騎士だったのか・・・という理由もここにあるわけです
もちろん、落語としての元ネタはあるそうですが、
本来一人で演じる「落語」を「演劇」に落とし込むってのは、
やはり脚本と演出の「腕」だと思います
そもそも、「RO演劇」自体が、現実の演劇を
ROの制限された範囲内でどう表現するか、というチャレンジなわけですが、
そこに「落語」って要素を加えてまとめたあたり、実に見事でした(`・ω・´) b
個人的には「落ち」の一言で「おおおおSUGEEEE!」と思わず拍手ですよ
いや、元ネタがそうだったのかもしれませんが、あれこそまさに「落語」ですよ
おもわず「膝を打つ」的なあれです
前回に引き続き、新人さん達の演技も見事ですし、
軽い失敗まで含めて面白い舞台だったと思います
毎回落語ネタってわけにはいかないと思いますが、
第二弾も(もちろん、いつものタイプのも)期待しています(`・ω・´)
<おまけ>
今回の記事はBlog更新時間を変更して以降、
初めてこの時間に書いたものですが、どうしてもすぐに書きたかったもので・・・
あと、本文を考えるより、記事タイトルを考える方に時間がかかってますΣ(・ω・ノ)ノ
というか、それっぽいタイトルを考えて落語のタイトルをあさってるうち、
元ネタにたどり着くという・・・
なるほど、だから「アマツの茶器」ですか...φ(・ω・`)
これを見てしまったので、これ以上のタイトルが思いつかず、
あえて落語っぽくない、無難なタイトルに落ち着きました
お話の流れは上記の通りなのですが、落語にせよ演劇にせよ、
「どう見せるか?」が重要なものですので、
ぜひリプレイで面白さを確認してみてくださいね(`・ω・´)