今日は何週間かぶりに「ひたすら半日寝る」って感じのお休みだったのですが、
どうも風邪をひいたらしく、少々「頭痛が痛い」状態でございます
そんな状況ではあるのですが、せっかくいいネタをもらったので、
がんばって真面目に書いていきましょう...φ(・ω・`)
昨日のノビ部で、こちらの本を勧められまして
GImleのノビ部の顔をだして、カタルシスプランおすすめしておきました|´ω`)ノ
— 織絵姉 (@oriene22) 2016年10月15日
主催のぱろっとさんがよくコミック買って評価かいてはるので、
評価の引き出し増やしてもらえるかと。(n*´ω`*n) pic.twitter.com/HHgRJ638tC
で、即座にポチりまして、今日の昼過ぎに届いたので、
夕方からぽつぽつと読んでおりました
- 作者:樹崎 聖
- 発売日: 2016/09/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
発売日がさりげなく誕生日なのは置いておきまして、
基本的には「どうやって面白い漫画を描くか?」という方法論で、
そんなに厚い本ではないので、すぐに読めます
普段から私は「良いものとは、意図がはっきりしているもの」と言ってますが、
これはゲームや漫画、小説に限らず、
私の本業であるプログラミングですらそうです
「どうしても誰かに伝えたい」として書かれたプログラムと、
「言われたから書いた」というプログラムでは、
品質・・・実行速度とかバグの少なさとか・・・が全く違います(lll゚Д゚)
それをこの本の言葉で書くならば、
「傑作は作家の魂から生まれる」という感じでしょうか
本質的な意味での「同人誌」は、
まさに「愛しすぎてあふれた想いをぶつけるもの」だと思うし、
そういう漫画は原作を知らなくても純粋に面白いです(`・ω・´) b
ただ、「プロの仕事」としてみた場合、
「自分が好きなものをぶつける」だけでは仕事になりません
やはり「読者に自分の想いを伝える」ということが重要です
自分が好きなものを、どうやって他人にわかるように落とし込むか・・・
それには明確な「技術」を必要とします
一方で、「技術」だけでは「魂=想い=意図」が存在しません
「読む側」が見ているのはその本質的な部分ですからね(`・ω・´)
これを端的に表しているのが、「このはな綺譚」のこの表紙だと思います
- 作者:天乃 咲哉
- 発売日: 2016/03/24
- メディア: コミック
「狐耳」「少女」「和風」「ロリータ系衣装」「人形」・・・等々と、
作者さんのフェチをこれでもかと詰め込みつつも、
全体として一つのイラストとしてまとまりを失ってもいないわけです*1
「属性」を「単語」で捉えているとこうはなりません
「言葉」ではない、言語化できない「何か」でつかんでいるから、
それが純粋に好きだからこそ、微妙なバランス感を表現できるわけです
マニアの人は、知らない人からの「こういうの好きなんでしょ?」で、
非常にイラッとしますよねщ(゚Д゚щ)
もう一つ、この本のタイトルである「カタルシス」も重要です
端的にいうと「もやもやしたものがすっきりすること」なのですが、
これを端的に表していたのが、パーキッツの曲だったと思うのです
ぱきポプ全曲入り! Parquets Pop'n Music Best
- アーティスト:パーキッツ Parquets
- 発売日: 1970/02/01
- メディア: CD
特にポップンに収録されていたような有名曲は、
「ピンチに追い込まれながらもなんとかがんばる」って歌詞が多く、
当時相当に追い込まれていた私に、非常に「刺さった」のです(`・ω・´)
「チェイス! チェイス! チェイス!」「Ping×Pong×Dash」あたりはゆるめですが、
「Over the Rainbow」のこの歌詞はものすごいボディーブローを食らいました
うまくできるほど 苦しくなる 誰よりも君は ほら 気付いている
当時の私はまさに「仕事で評価されるのはいいけど、
それゆえにいろいろ任されすぎてつぶれそう」って感じで、
自分の悩みの核心をもろに突かれた気がしたんですよね・・・(´-ω-)
後期の名曲「つぼみ」に至っては、
もっとストレートに「不安にさせて持ち上げる」って内容になってます
なにしろ「真夜中の真ん中で事切れそう」とか、
「何のために生まれてきたの?」とか「どこにあるのつかまるところ」とか、
ポップな曲なのに、もろに不安を煽られますΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
そんな不安の中で「ちょっとだけでも気付いてほしい」と手をさしのべる、
ここに「やられる」わけです
当時の私は、ちょうど体を壊してダウンしていた時期であり、
偶然ではあるのですが、まさに「刺さった」わけです
そのパーキッツが公式に出しているPVがこちらです
6分半の楽曲で一つのストーリーが描かれており、
カタルシスはもちろん、これまたパーキッツの曲全般に垣間見える
「素直になれない感じ(からの脱出)」が明確で実にいいです(`・ω・´) b
曲だけでも泣けるのに、PVを見ていると号泣ものなのですが、
すでにパーキッツは解散しており、
少なくともパーキッツ名義の曲はもうリリースされないのが残念です
ポップンにも個別の名義で楽曲提供は続いています*2が、
やはり「パーキッツに求める何か」は満たされず・・・(´・ω・`)
だいぶ話が長くなってきましたが、最後に私の話で、
まさに昨日のBlogあたりで書こうか迷っていたのですが・・・
最近、「狐さん耐性」というか、けもいものに対する沸点が低いというか、
好みのコンテンツに出会うと、すぐに「(*゚∀゚)=3」となるというか・・・
Blogのポリシーに反するので、細かいネタは書いてませんが、
最近はわりと同人誌にも手を出していたりもします
そもそも、コミケにいかないのは「人混みが苦手だから」で、
二次創作にあまり興味がないのは「公式至上主義」だからなのですが、
逆に言えば「オリジナル」とか「原作を知らないもの」ならOKなわけです
あと、これは友人と話していて気付いたのですが、
以前なら「獣耳キャラ」といえば「猫耳」あたりが定番で、
「狐耳」なんて相当にニッチな分野だったはずです
(実際、昔のBlog・・・というかホームページの考察記事で、
「もっと猫耳以外も評価されるべき( ゚Д゚)y─~~」的な話を書いた記憶が)
しかし、最近はネット全体にコンテンツの質が上がり続けた結果、
同人とはいえ商業と変わらない・・・場合によってはそれ以上のレベルで、
「ツボを突いた作品」が出まくっているわけです
今でも割合で言えばニッチだとは思いますが、
母数がふくれあがったり、遭遇する回数が増えた結果、
「よい作品」に出会う回数も増えたんだろうな・・・と(´-ω-)
たぶん、表現の技術が成熟した結果、
コンテンツの質が上がり、それでまた「目覚める」人が増えて、
それでコンテンツが広がる・・・そんな感じかと
でもまあ、この本にもあるように、
「一度自覚してしまった=言語化されてしまった属性」はもう捨てようがないのです
先日も書きましたが、私が「狐さん属性(仮)」と呼んでいるものも、
よりしっくりくる単語が出てくると、さらにやばい気がします
でも、それを知りたいとも思うんですよね・・・(´・ω・`)
相変わらず、「良いものを紹介する体で、自分語りをする前置き」になってしまいましたが、
どんな分野であれ、「何かを作ろうとしている人」にはとても良い本だと思います
「プロの制作者」は、必ずしも自分の好きなものを作っているわけではなく、
むしろそうではないことの方が圧倒的に多いです
でも、そういう作品の中でも、「自分が楽しいと思えるもの」を、
「求められている文脈で表現すること」さえできれば、
どんな仕事でも楽しめますし、評価も得られます
自分を振り返って見る意味で、ぜひ読んでみてください(´・ω・)っ
【RO】うさ耳化計画・完了
前置きという名の実質本文が、とてつもない長さになってしまったので、
本来の「本題」は簡単にΣ(・ω・ノ)ノ
まず告知ですが、今度の土曜、10/22の21時からは、
「鯖煮会 2016/10 in Breidablik」でございます
本当に雑談しているだけの会ですので、どなたでもお気軽に(´・ω・)っ
その鯖煮会5周目の企画である「全鯖うさ耳計画」ですが・・・
・・・本日、最後の鯖でクリアしまして、全鯖完了しました(`・ω・´)ゞ
ただ、効率的にうさ耳を集めることに特化した結果、
「各鯖の様子を見る」という目的があいまいになってしまったので、
来月以降も各鯖で軽く狩りをして、目標額を稼ぐってのは続けます
【チェンクロ】追いかけっこは続く・・・
今日、ついにエンヴィver.2をGETしましたヽ(`・ω・´)ノ
最終的な目標は5枚GETで完凸なので、先は長いのですが、
エンヴィ狙いのおかげでだいぶ探索の仕組みが見えてきたので、
また後日にでも改めて・・・