今日紹介する漫画は結構前・・・それこそ、前回の鯖煮会の時点で読んでいました
それでもあえて今日まで紹介しなかったのは、
どうしても映画を見てから紹介したかったからです
ということで、今日の漫画・・・というか、映画はこちらです(´・ω・)っ
きっかけはこちらのレビュー記事でした
これだけ絶賛される映画ならば、見にいかなければならないし、
まずは原作から予習するか・・・と、漫画を買ったわけです
でも・・・今だから正直に言いますが、
「いい話だし、よくできているな」と思ったものの、
「絶賛されるほどかな・・・?」というのが気になりまして
さっきの記事で自分の中のハードルが上がっていたのがあるとはいえ、
この感情を抱えたままこの漫画を紹介したくなかったので、
映画を見るまで紹介を控えていました
そして今日、やっと映画館で見てきたわけですが・・・
・・・いや、これは掛け値なしに名作です(*゚∀゚)=3
元の話はよくまとまってはいるものの、
良くも悪くも1冊分の読みきりであり、
やや話の展開を急いでいるというか、物足りなさを感じていました
一方の映画版は、原作のやりたいことを正面から受け止めつつ、
原作の趣旨を一切変えないまま、説得力の増すお話や設定を追加し、
すばらしい演出に仕上げていました(`・ω・´)
先ほどの記事にもあったように、
監督さんはガチで今回の話を作り込んでおり、
その情熱が映画全体にあふれていたんですよね・・・
開始早々、歴史とか状況の説明が入りますが、
まずここがすごいんですよ
原作の冒頭をやや改変はしていたものの、
「そういうことならこの2国がこうなっているのは仕方ないね」という、
絶妙な納得感を演出していました
このあたりは実際に映画をみて確認していただきたいのですが、
原作を読んでいた私は、冒頭5分で
「これは期待できる」と盛り上がっておりました( ゚д゚)o彡゚
他にも、キャラを立てるために設定を追加したりとか、
細かいところでほんの少し話の流れを変えたりしてはいますが、
違和感がなさすぎて、家でもう一度原作を読み直して気づくレベルです
この漫画には重要な決め台詞があるのですが、
「大事なことなので2回いいました」と言わんばかりに、
重要なシーンでもう一度ぶっ込んできます
これは原作にはないシーン(というか心の葛藤)でしたが、
あれは完璧な追加でしたね・・・
なにより、声優さん達の名演がすごいです
有名どころを使いつつ、メインの二人は俳優さんですが、
このキャスティングもすばらしかったですね
キャライメージを一切壊してませんでしたし、
本職の声優さんと全く遜色ありませんでした
このあたりの選び方もたぶん、監督さんのこだわりでしょう
大枠では二人の物語であり、原作の大筋を何も変えてはいないものの、
原作の趣旨をふまえて演出を追加し、それ以外の人々もどう幸せにするか、
そんな「原作ガチ勢のこだわり」が感じられた、良い映画でした(`・ω・´) b
なので、このお話に関しては漫画で終わりにせず、
映画をぜひ見ていただきたいです
原作を全く見てなくても、普通に面白い映画です
何年か以内には金曜ロードショーでやると思うので、
その時でもいいですが、できれば今のうちに劇場で
・・・とはいえ、家の近くの映画館では、
すでに1日に1回の上映のみで、
そろそろ終わってしまいそうですが・・・(´-ω-)
ちなみに、今日映画館にいった目的はもう一つありまして・・・
・・・この映画の前売りを買うことですΣ(・ω・ノ)ノ
もうね、タイトルが「エンジェルダスト」の時点で、
何をやりたいのか丸わかりというか、
まさに「最終章」でしょう、これは
そういえば2019年のBDをまだ買ってませんでしたが、
買ってしまいますかね・・・(´-ω-)