あるネットゲーマーの日常

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【特別編】Fry me to the Gyoda~行田フライ紀行~

埼玉の北部、グンマーとの国境沿いに位置し、
「さいたまの名称発祥の地」を名乗り、
戦国時代には難攻不落の城が存在した街・・・

・・・それが、「埼玉県行田市」でございます(`・ω・´)

ぶっちゃけ、グンマーから高崎線で移動する際には、
ただの通過駅の一つであり、熊谷のように新幹線も停車しないため、
特に意識したことがない街でございます

しかし、この行田を舞台にしたご当地漫画が存在します

www.comicbunch.com

序盤からしっかりと、今や全国区となった
十万石まんじゅう」の紹介から入っていますが、
その本店があるのも行田です

まあ、ぶっちゃけ、それはどうでも良いのですが・・・Σ(・ω・ノ)ノ

きっかけは数ヶ月前、テレ東の「も○さま」を見た友人が、
「行田でゼリーフライを食べたい」と言いだしたことです

電話をしながらいろいろ調査した結果、
いくつかの重要な名所が存在することが判明したため、
今回遠征することになりました(`・ω・´)


ということで、友人達と朝から大宮で合流し、
例の(゚д゚)ウマーなうどんを堪能した後、
そのまま北上して行田に向かいました

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だがしかし、目的の「駅」はここではなかった・・・Σ(゚Д゚)ガーン

改めて調べたところ、下調べしたルートはこの駅ではなく・・・

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・・・この手前の駅、吹上(埼玉県鴻巣?)からのものでした

なので、実は「行田」とは言いながら、
想定していたルートは鴻巣、あるいは行田の辺境になるのですが、
それはまた後半で触れるとして・・・

今回のルートはほぼ大きな一つの道路上に存在するのですが、
最初の目的地がこちらです

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世の矢絣+袴マニアの希望の星ながら、
どんどんと業態変更の憂き目に遭い、
皆が心を痛めているチェーン店、馬車道です

私ももう何年ぶりかわかりませんが、
細かいことは置いておいて、120点でした( ゚д゚)o彡゚

しかもこの店、大きな道路のそばに位置し、
我々が店にいる間もどんどんお客が来ていました

さらに、馬車道が業態変更しがちなピザ屋が、
この店からそう遠くないところに位置しており、
競合してしまうと考えると、この店が変更される可能性は低そうです

過去に訪れた店舗はどれもこれも消えていってしまいましたが、
この店は大丈夫・・・そう感じさせる安心感がありました(`・ω・´) b

駅の前・・・とはいえませんが、
他の店舗に比べると圧倒的に駅から近く、
15分も歩けばたどり着けるため、その点でもGOODです

ちなみに、この店舗は「行田」ではないため、
「行田に馬車道がある」わけではないことに注意です
(むしろ、鴻巣サイコーと言うべき)


そのまま北上し、行田市との境界線を越えてすぐにあるのが、
今回のメイン目的地である店舗になります

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そもそも、友人はこの店に行きたいと言いだし、
そのルート上に馬車道が発見された・・・という経緯もあり、
あくまでここが元々の目標地点です

お店のメニューは「やきそば」「フライ」「ところてん」のみで、
土日は「小」のサイズしか注文できないとのことでしたが、
うどんと馬車道でおなかいっぱいの我々には十分です

ということで、「小」を人数分注文したのですが・・・

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・・・これは、なんだ・・・?(; д ) ゚ ゚

お好み焼きのようで、それよりはるかに大きく、皿からはみ出していますが、
厚みはほぼなく、全くの別物です
上にはフライの衣のような揚げたパン粉が乗っています

我々が想像しており、漫画の最終回でも紹介されていたのは、
こちらのタイプの「ゼリーフライ」です

ゼリーフライ - 埼玉県

しかし、店を出てから調べてみたところ、
この「薄いお好み焼き」タイプも十分メジャーであり、
単に我々が知らなかっただけと思われます

ということで、いきなりの先制パンチを食らったものの、
動揺を隠しつつ食べてみたわけですが・・・

・・・なにこれ、(゚д゚)ウマーやん・・・

すでにおなかいっぱいであったにもかかわらず、
フライの衣がいい感じのアクセントになり、
ガンガンと食べ進めてしまいました

お好み焼きと全く別な生地だと思うのですが、
これは何なんですかね・・・
具も薄い肉と葱くらいなのですが、やたら(゚д゚)ウマーです

このお店自体、地元でかなり有名なお店のようで、
我々の訪問中もひっきりなしにお客さんが来たり、
問い合わせの電話が来たりしておりました

ということで、想定外の(゚д゚)ウマーなものに満足して店を出たものの、
元々の目的であった「わかりやすいゼリーフライ」ではなかったため、
もやもやが残ったのも事実です(´-ω-)

ちなみに、もう一つのメニューである「やきそば・小」ですが、
こちらも「小って何だっけ・・・」というレベルの大盛りであり、
家族ずれのお子様や奥様が残しまくっておりました

「フライ・小」「やきそば・小」がこのサイズならば、
普段存在する「大」はどうなるんだ・・・というのも気になりましたが、
平日に訪問できる方は確認してみてください


文字通りお腹が限界になりつつ、そのままさらに北上したところに、
今回の最終目的地が存在します

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そう、「宇宙一のゲーセン」でおなじみの例の店です(`・ω・´)

こちらの店舗が元々のお店で、
いつも行っているのは「東京本店」といいつつ、
実際は埼玉の南端にある、後からできたお店です

もちろん、お店の雰囲気は同様で、
お子様向けに「100円8回」などのお菓子台も多数用意され、
土曜なのもあって、めちゃくちゃ人でいっぱいでしたΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

設定もかなりゆるい台が多く、マニア向けのフィギュアより、
お子様向けのかわいい系のプライズが多いので、
そういった意味でも良いお店です

今回取ってきたプライズはこんな感じに(´・ω・)っ

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シマエナガのでかいぬいぐるみシリーズはたまに取るのですが、
毛布にちょこんと乗った感じのこれは、かなり良いものですね・・・
他のお店で見たことがなかったので、速攻で取りました


ここまででかなり長い距離を歩いていたので、
帰りは迷わずバスを使い、いったん吹上駅に戻ったのですが・・・
やはり気になったのは「ゼリーフライ」のことです

私は「(馬車道もあるし)また次にすれば?」と思ったのですが、
友人は「また来るかわからないので、今回で決着をつけたい」という意向で、
その気持ちもわかるので、改めて「それっぽいゼリーフライ」の店を探すことに

今回私たちがうろうろしたエリアは行田の端とその周辺でしたが、
本来の「行田市街」は、ゲーセンからバスでさらに北上したエリアにあります
その市街地なら、ゼリーフライのお店が多数あるのです

ということで、またバスに乗り、ゲーセンを通り過ぎて、
さらに北上しまして・・・

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・・・行田の市街地に突入しました(`・ω・´)

ご覧の通り、この時点で結構暗くなっておりますが、
テイクアウト可能な店に突撃し、
「ねんがんのそれっぽいゼリーフライ」をGETしたのですが・・・

・・・ぶっちゃけ、漫画とかの感想そのままでしたΣ(・ω・ノ)ノ

まあ、なんというか・・・最初のお店の「フライ」って、
やっぱり(゚д゚)ウマーだな・・・って感じです、ええ

とはいえ、今度こそ「ゼリーフライ」の味は確認できたので、
またもバスに乗って吹上駅に戻ったのですが、
結局3回同じ路線でバスに乗ったんですよね・・・(´-ω-)


そんなこんなで、帰りは高崎線グリーン車で座席を確保し、
鯖煮会1時間くらい前に帰宅し、そのまま雑談に臨んだ・・・という、
なかなか忙しい1日でございましたc(・ω・`c )っ

本来の行田観光という意味では、
冒頭で触れた「忍城」とか「古墳」を見にいくのが正解だと思います
(ついでに十万石まんじゅうの本店とか・・・)

今回のルートはJRの駅からバスですぐ移動できる範囲で、
馬車道とゲーセン、なんなら「フライ」も食べられるという、
それはそれで十分楽しめるルートとなっています

ちょっと遠めではあるものの、高崎線まで遠くない方なら、
現実的な範囲で訪問できる距離感だと思いますので、
機会があればぜひお試しを(´・ω・)っ