あるネットゲーマーの日常

プレイしているネットゲームの話題を中心にまったりと

【特別編】「ゲームマーケット2015秋」の戦利品

半年ぶりのこのシリーズ(?)でございます( ゚д゚)o彡゚

gamemarket.jp

前回のレポートはこちら(´・ω・)っ

netgamer.hateblo.jp

前回同様、友人を誘って二人で行ってきました
前回の反省をふまえ、今回は(私だけでなく)友人のカタログも購入済みだったので、
入場はスムーズでした*1

前回は初めてだったので、10時半くらいにまったり到着したのですが、
今回はハトクラ新作がアナウンスされていたので、30分前くらいに到着したところ、
結構な数の待ち行列があり、買えるのかだいぶ不安に・・・

それでも開場15分後くらいには入れまして、
友人と別行動でハトクラのブースに向かったところ、
前回全く見なかった購入者の列が・・・Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

やはりハトクラは格が違いすぎました・・・
40分くらい待って無事に購入できましたが、
コミケとかはこんなものじゃないんでしょう・・・?

途中で気づいたのですが、
この待ちの間にハトクラPCを入れたタブレットをいじっていれば、
待ち時間の暇つぶし+ドヤ顔できたな・・・とΣ(・ω・ノ)ノ

でまあ、ハトクラは別格として、前回はわりと思いつきで買いすぎたので、
今回は慎重に選んだつもりだったのですが・・・

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・・・なんかいっぱい買ってました(lll゚Д゚)

今回は(前回は1個だった)友人もいくつか買ってまして、
それもあわせて書いてみます

あと、まだプレイしていないゲームが結構あるので、
実際のプレイ感はまた後日更新していきます...φ(・ω・`)

ハートオブクラウン・星天前路/フェアリーガーデン(2500円/4000円+プロモカード)

「星天前路」が新作です(´・ω・)っ

ずっと探していた「フェアリーガーデン」も無事に手に入り、
これで全部の拡張が揃いましたヽ(`・ω・´)ノ

なお、私が購入後、11時過ぎくらいでもまだ新作の在庫はあったので、
新作だけならわりと余裕で買えたと思います
フェアリーガーデンも結構あったようですが、それ以前のは売り切れてました

帰ってから早速フェアリーガーデン+星天前路で一勝負を

新しいカード「キャラバン」の効果により、
たった3枚のカードで王冠を手に入れてドヤ顔したものの、
自分がセットする前に戴冠式を宣言されてしまい、最後の一手で引ききれず・・・(´・ω・`)

このあたりの「早い者勝ち」的な駆け引きがドミニオンにはない
(らしい・・・やったことがないですがΣ(・ω・ノ)ノ)ので、
やっぱりハトクラはよくできてますね・・・*2

あと、フェアリーガーデンを手に入れてやっとわかったのですが、
これ以降とこれ以前ではだいぶ概念が違っているらしく、
混ぜることはできるけど、結構面倒になるようで

どうも「六都市同盟」を組み込みづらい・・・と思って、
一度もプレイしてなかったのですが、こういうことだったのですね・・・

あと、「六都市同盟」の問題児(らしい)「サポートカード」*3が全て修正されております
さらに新規で2枚追加されており、これで使えますね(`・ω・´) b

でないと・・・

・・・新しい姫様が使えませんのでΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

あと、「サポートカードが全修正」ではあるのですが・・・

・・・こういうのもありますΣ(゚Д゚)ガーン

PRINCESS ESCORT(2300円)※未プレイ

PRINCESS ESCORT - てぃ~くらぶ

前回の優秀作ということで、試しに買ってみましたが、
たしかにこれはよくできてますね(`・ω・´) b

前回、「マスターレス人狼」を買って、やってはみたのですが、
人狼というゲーム自体が結局「会話の駆け引きのみ」なので、
どうにも初心者には難しく、上級者との差も大きいゲームになってます

「PRINCESS ESCORT」もある意味では人狼系のゲームなのですが、
会話も含めて、「冒険」の中で密かに目的を達成しようとする、
というのが最大のポイントです

それぞれが剣士とかヒーラーとか職業を選択して護衛部隊を組むわけですが、
その中に1~2名の反乱軍が混じっており、
本来の「姫の護衛」とは逆に、「姫の暗殺」を企てています(lll゚Д゚)

姫も含め、全員がHPを持っているので、「吊るされて即死」はないものの、
明らかに怪しいと思われれば集中攻撃で排除されるわけで、
「クエストをこなす振りをしつつ、さりげなく足を引っ張る」という駆け引きが産まれます

で、ここがポイントなのですが、護衛軍だろうと反乱軍だろうと、
「目の前のクエストについて対応を考える」ことで会話が成立し、
「即死しない」おかげで、「とりあえずゲームに参加している感」が出てくるわけです

アナログゲーのバランスを考える際に、
「わからないなりに参加している感」は重要だと思っていて、
その意味でこのゲームはとてもよくできています(`・ω・´)

投票ボックスもよくできています

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外箱に小さな穴が空いており、そこから投票チップを投入すると、
中の仕切りで分離されるようになってます
「秘密の投票」が鍵になるゲームだけに、これはいい作りです(`・ω・´) b

まだ実際にプレイしていないため、
バランス的なところではまだわかりませんが、
プレイが楽しみです

桃太郎クエスト(1000円)

新作『桃太郎くえすと』プレイレポート | 大門さいころ倶楽部 | ゲームマーケット

鬼サイドと桃太郎サイドで分かれ、鬼サイドは宝物を略奪すればポイント、
桃太郎サイドは鬼を倒せばポイントになり、
その差分が得点になる・・・というゲームです

蔵に入っている宝物=ポイントには差があるので、
お高い蔵はできるだけ守りたい・奪いたいけど、
どうしようか・・・みたいな駆け引きが発生するわけです

それぞれの陣営で能力が異なり、ブースターカードの扱いも違い、
無敵の桃太郎に対しても鬼姫という切り札があったりで、
カードの枚数が少ないながら、良く考えられています(`・ω・´) *4

ただ、実際にやってみると、ちょっと惜しいな・・・という感じが
蔵・桃太郎軍団・鬼軍団がそれぞれ「4枚」で統一されているため、
ある程度プレイしていると、駆け引きが硬直してしまうのです

せっかく獲得ポイントがわからないようにカードを伏せてゲームが進むのに、
実際は状況からほぼ中身がわかってしまうので、
1~2戦目の読みあいが全て・・・みたいな感じになってしまいます(´-ω-)

例えば「ラブレター」の場合、最初に山札から1枚取り除くことで、
「最後まで相手のカードがわからない」という状況が作られているわけです
同様に、「手がわからない状況を作り出す要素」*5が一つあればな・・・と*6

少ないカードで駆け引きするゲームとしてよくできているのですが、
やっぱりバランスを考えるのってものすごく難しいんですね・・・

戦国少女絵巻 彩(1800円)※未プレイ

「桃太郎クエスト」と同じサークルのゲームで、
せっかくなので旧作も一つ買っていこうかと思い、
説明を聞いて購入を決めました

戦国少女絵巻 彩 | 大門さいころ倶楽部 | ゲームマーケット

・・・が、私の方で「旧作2本の説明」をお願いしたのに、
こちらの説明を聞いて「OK、買います」モードに入ってしまい、
もう一本の説明がスルー状態になってしまい、大変失礼いたしました(ノ´・ω・)ノミ(m´_ _)m *7

で、こちらのゲームですが、端的にいうと「王への請願」の戦国版です

netgamer.hateblo.jp

「カードに指定された条件を、ダイスを振り、操作して満たせれば獲得」なのは同じですが、
「振るダイスの数は攻撃対象によって決まる」
「列の先頭にいる対象にしか攻撃を仕掛けられない=獲得できない」という点が異なります

また、兵士たちのカードに「勢力」の概念が存在し、
最終的にボーナスが加算されるだけでなく、
「大将」にあたるカードのポイントが勢力の枚数分加算されたりします(`・ω・´)

現時点ではまだプレイしてませんが、「王への請願」と異なり、
毎回全てのダイス操作ができるわけではなく、
場合によっては回復させるターンもはさむため、多少プレイが長くなると推測されます

一方で、「王への請願」と違い、ダイスの数は固定されている関係で、
運や戦略次第で逆転できる、というのがいい感じと思われます(`・ω・´) b *8

あとは・・・こちらも「キャラゲー」ではあるので、
勝敗と別に、個人の好みで欲しいカードが決まる可能性もあります

・・・だがそれがいい( ゚Д゚)y─~~

POtential queST I/II(各200円+プロモカード)※未プレイ

先ほどの2つを買ったところ、
同じブースで出店している別サークルさんのプロモカードをいただいたので、
そのまま説明を聞いてみたのですが、アイデアに感服して即座に買いました(`・ω・´) b

メカニクスメイカー新作『POtential queST Ⅱ』 | 大門さいころ倶楽部 | ゲームマーケット

カードとかチップとか、いろいろなギミックのゲームがたくさんありますが、
やはりそれ相応にお金がかかり、場合によってはお値段がかさみます

しかし、このゲームは「ポストカード」として印刷しているため、
非常に低コストで提供できているわけです(`・ω・´)

住所側にキャラのスキルと現在のPOWER欄が印刷され、
その裏側にMAPが印刷されてまして、
使わなかったキャラのMAPをみんなで冒険する・・・という作りになってます

POWERを99まで引き上げて、BOSSに到達するのが目的ですが、
それぞれMAPが微妙に異なり、同じマスに入れないというルールもあるので、
MAPによってそれなりに戦略が異なってきます

もちろん、お値段なりの限界はあるのですが、なんといっても
「ポストカードの裏表でゲームにする」という発想がすばらしいですね( ゚д゚)o彡゚

ひとひら(2000円)※未プレイ

こちらも前回優秀作品に選ばれたゲームで、
やはり和物スキーとしては外せないだろうと、見てきました

当初、新作とこちらとどちらかを買おうと思っていたのに、
いろいろ見てまわるうちに疲れてきまして、結局両方買いましたΣ(゚Д゚)ガーン
(冷静に考えると、買った8本のうち4本が和物ゲーですね・・・)

で、まずはこちらの「ひとひら」ですが、
巾着の中に花びら型のコマを入れて引くという、
実に風流なゲームでございます

ひとひら | 桜遊庵 | ゲームマーケット

引いたコマの組み合わせで手元に残せるコマが決まり、
最終的に持っていたコマで点数が決まるのですが、
ただ持っているだけではマイナスになることもありますΣ(゚Д゚)ガーン

できるだけ同じ色のコマを集めたいのですが、
巾着から取り出す際、同じ色のコマを引きすぎると失敗になるので、
そう簡単ではありません

能力カードでコマが入れ替わったりとか、
いろいろな駆け引きが発生するゲームですが、
やはり注目はイラストとか世界観の美しさですね(*゚∀゚)=3

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「巾着袋」や「コマ」といったギミックがよくできており、
2000円はむしろ安いかもしれません

てづま師(2000円)※未プレイ

もう一本は新作です
こちらはカードとおはじきという構成ですが、
やはりイラストがいい感じです(`・ω・´) b

てづま師 | 桜遊庵 | ゲームマーケット

いわゆる「ページワン」系のゲームで、
親が出したスートと同じスートのカードを出していき、
数値が大きい人が総取りする・・・というのが基本です

もちろん、そのスートがない場合は別なスートで出すわけですが、
本来なら最弱扱いになるところを、「切り札」を出した場合、
勝つことができる・・・というのがポイントです

つまり、「同じスートの切り札」はただの0で、
「違うスートの切り札」で初めて勝てるのですΣ(・ω・ノ)ノ

もちろん、同じスートのカードがある場合はそちらを出さないといけません
なので、切り札を狙ったタイミングで出すのが非常に難しく、
場合によっては能力カードの効果で無理矢理出したり・・・というのが必要です

しかも、このゲームはただ連勝すればいいのではなく、
最初に選んだ得点カードによっては、
「2回勝ったら5点だけど、3回だと0」なんて場合もΣ(゚Д゚)ガーン

また、強制で選ばせられるマイナスカードも関係してくるので、
わりと最後まで状況が読めないゲームになってます

とはいえ、基本は「同じスートのカードを出していくだけ」であり、
プレイそのものはシンプルでわかりやすいものになってます
なにより、やはりイラストがですね・・・(*゚∀゚)=3

ダイスキングチェス(1000円~)※未プレイ

ここからは友人が買ったゲームです

このゲーム、「ルール説明が30秒」というのが売りなのですが、
非常に良くできてます(`・ω・´) b

ダイスキングチェス5×7 | 39芸夢(サンキューゲイム) | ゲームマーケット

極論をいえば、ボードもダイスもコマも自分で用意することができるので、
必ずしも購入は不要なのですが、
やはりよくできたアイデアにお金を出したくなったゲームです

「ダイスの上の面に書かれた数だけ動かせる」というシンプルなルールながら、
ダイスが移動する際にどんどん目が変わっていくため、
次に動かす時には目が変わっている・・・というのがポイントです

なので、「チェックメイト」がかかっているのかを、
お互い慎重に見極めないと、予想外のところからキングがやられたりします

純粋に腕前で決まるという意味でも「チェス」ですし、
それこそアルゴリズムとか研究すると面白いかもしれませんね...φ(・ω・`)

小早川(2000円)※未プレイ

こちらも友人が買ったゲームで、商業ブースのになります

小早川 | オインクゲームズ | ゲームマーケット

入っているのは1~15の数字カードと、トークンとなるメダルですので、
これもある意味では「自分で用意できるゲーム」ではありますΣ(・ω・ノ)ノ

ルールもシンプルで、最終的に数値がでかい人がメダルを総取りで、
自分ができるのは「配られたカードを変更する」か、
「小早川を変更する」だけで、あとは「勝負するかしないか」しか選べません

この謎の「小早川」がポイントで、
このカードは「勝負した人の中で最小の値に加算」されます

つまり、たとえ最強である15のカードを引き当てたとしても、
他に10の人が最小で、小早川が6だった場合、
10+6=16で負けてしまいます(´・ω・`)

「1枚だけでやるポーカー」のように見せつつ、
微妙な駆け引きが発生するように作られているあたりは、
さすがプロのお仕事、というところでしょうか

スリットアニメーション(各500円)

これも友人が買った作品ですが、もはやゲームではありませんΣ(・ω・ノ)ノ
提供された驚きとプレゼンのうまさにお金を出したくなった感じです

スリットアニメーション.com| ちょっと不思議なぱらぱらマンガ

一見すると謎の絵柄が印刷されているだけのカードですが、
ここにスリットを重ねて動かすと、見事にアニメーションになるという・・・

原理も説明を受けましたが、わりと単純です
でも、予想外の驚きと美しさがあります(`・ω・´) b

カードの絵だけ見て、「ああ、こういう動きだろうな」と予測しても、
わりと裏切られる感じが楽しいんですよね・・・
公式サイトの動画でぜひ確認を

まとめ

前回と違い、今回は友人の時間がなかったのもあり、
ほとんどのゲームが未プレイではあるのですが、
どれも良く考えられていて、ルールを読むだけでも面白いです(`・ω・´)

今回はわりと慎重に選んだつもりですが、
面白そうだけどお高いからスルーというゲームもかなりありまして、
そういったゲームはまた後日検討かな・・・と思ってます

どうしても予算の都合がありますからね・・・
ハトクラを買ったとはいえ、前回よりお金を使ってしまったので、
次回はより慎重に選びたいところですが・・・

・・・また場の雰囲気に飲まれて買ってしまいそうなΣ(・ω・ノ)ノ

おまけ

実は、なんかゲームを作れないかと夏の終わりから考えているのですが、
思いつきだけで組んでいくと、やっぱりゲームにならないし、
デザインをどうしようとか、やっぱり難しいですね・・・

よくできたゲームをアレンジしようとしても、
そういったゲームほど絶妙なバランスの上に成り立っており、
ちょっといじるともう破綻してしまうとかありますからね(´-ω-)

可能なら来年の秋くらいまでに何か作ってみたいですが・・・

*1: 一応、待機列にカタログ販売のスタッフの方が回ってきてましたが、先に買っていった方がいろいろと安心です

*2: 待機列でも後ろの方がドミニオンとの比較を語ってまして、私はTwitter経由で頷いておりましたΣ(・ω・ノ)ノ

*3: プリンセス擁立時にコスト+2することで、任意のサポートカードを1枚選択可能

*4: 似たタイプで「対称型」のゲームに、「R-Rivals」なんてのもあります こちらも無敵の王子に姫で対抗できます

*5: 蔵に対して面子が多いとか、4枚をドラフトで選ぶとか

*6: 「R-Rivals」は完全対称のゲームですが、カードが8枚あるので、勝敗が決まる程度の間は駆け引きが発生します ラスト3戦くらいですでに詰みが確定・・・なんてのもよくありますが(´-ω-)

*7: どうしても和物スキーとしては、和風のお嬢さんを優先してしまう傾向が・・・Σ(・ω・ノ)ノ

*8: 「王への請願」はダイスの数でほぼ決まるので、出遅れると最後の逆転が厳しめだったり・・・ 勝てないわけではないですが(´-ω-)