あるネットゲーマーの日常

プレイしているネットゲームの話題を中心にまったりと

好きなものを好きと言い続けると・・・

今日は大晦日です
今年一年、お付き合いいただきありがとうございました(ノ´・ω・)ノミ(m´_ _)m

今年最後の更新は、だらだらと駄文を書いていきますので、
読むのがめんどいとか、いつもの記事が読みたいという方は、
また来年・・・というか、また明日(`・ω・´)ノ


今日の結論は単純で、「好きなものを好きと言い続けると、いいことがある」ってことです
今年ほど「ROを好きと言い続けてよかったな・・・」と思ったことはありません(`・ω・´)

まあ、これは私が毎週読んでいる連載でもよくいわれることなのですが

情報や体験がいろいろと増えて考え過ぎて頭がグチャグチャになったとき,初心を思い出せばいいんですよ。あ,そういえば私は「ゲイムが好き」だったんだって。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第262回「私,昔からゲイムが好きなんだ」 - 4Gamer.net

払った金額に対して自分がそこから何を得るか。それこそが対価ってやつなんじゃないかと思うわ。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第263回「無駄を楽しむ」 - 4Gamer.net

今はやっているものを好きだと表明すること,今だとサッカーを好きだって言うことは,別にそんなに恥ずかしいことではないんですよっていう話ですよ。
 これもまったくもって趣味と同じでね。なぜ好きなのかっていう理由さえ自分の中でちゃんと持てていれば,他人に誇れるもんだと私は思っているのよ。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第287回「起きているとお腹が減る」 - 4Gamer.net

好きになる側からすれば,“好きになったから好きなだけで,それ以上でもそれ以下でもない”というね。
 もちろん,好きになったあとで好きになった理由を説明することはできるんだけど,同じ理由を満たしたほかのものを同じように好きになれるかというと,必ずしもそうではない。好きになった。それが入り口になるの。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第289回「好きになる理由なんてない」 - 4Gamer.net

 だからこそ「自分がこういう人だ」って相手に伝えることって重要だと思うのね。人付き合いが苦手な人って,結局“相手に自分がどういう人か”を伝えられてないから距離を取られているケースが大半だと思うのよ。
 では,どうすれば相手に“自分がどういう人なのか”を伝えられるか。難しくなんてないわ。「自分はこれが好き」って言ってしまえばいいのよ。「これは嫌い」だと棘が生まれてくるけど,「これが好き」っていうのは,基本的にポジティブな感情だからね。
 それでアンタが何を好む人かってことは伝わるわ。別に,斬新な感性の持ち主じゃなくてもいいのよ。誰もそれを求めちゃいない。アンタが何を好んで何に喜びを感じるか。そんなシンプルな感情が「らしさ」を生むのよ。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第299回「“らしさ”が求められる時代」 - 4Gamer.net

引用しておいてなんですが、
これって一応ゲームのコラムなんですよね・・・Σ(・ω・ノ)ノ

というか、この引用だけで今日は終わってもいいのですが、
一応続けて書いていきます


ちと話は飛びますが、私とゲームとの関わりについて書いてみます
大丈夫、ちゃんと最後に話はつながります

私が初めて「コンピューターゲーム」に触ったのは、
MSXを買ってもらった小学生の時でした

当時はファミコン全盛期だったわけですが、
親の方針で、ファミコンはダメだけどパソコンならいい・・・と、
BASICが動くMSXを買ってもらったわけです

もちろん、「ハイドライド」のようなパソコンならではのゲームもやりましたが、
一番やっていたのは雑誌「MSX・FAN」に載っていたゲームを、
ひたすら打ち込んで遊ぶことでした

そのうち、すっごく単純なゲームを自分で書いてみたりもしまして、
私にとって「プログラミング」の原点は「ゲーム」なわけです

そのうち、親に隠れて友人から格安でファミコンを手に入れたり、
TRPGとの出会いやMSXの縮小を経て、
ゲームそのものをプログラミングすることはなくなりました*1

一応、Win95の時代に「RPGツクール」で一本完成させたり、
TRPGという形でゲームを作ったり、
今でもゲームに関わるWebサイトを作ったりはしています*2

それでも「仕事としてゲームに関わること」は今までなかったのですが・・・

一度目のチャンスは、大学時代の就職活動でした
この時はIT系企業を狙いつつ、ゲーム会社もいくつか周り、
いくつか受けてみたりもしましたが、「自分には無理だな・・・」と思いました

なんというか、熱意が違うわけですよ
専門学校とかで「そのための教育」を受けてきた人達と、
「せっかくだから受けてみようか」なんて私とでは、熱意が(´-ω-)

そもそも、「ゲーム会社に入って私に何ができるか?」が、
「自分の中で不明確」だったのです
プログラムなら書けるのか、音楽ならいけるのか、企画ならいいのか・・・

そんなわけで、この時は普通にIT系企業に就職し、
その数年後に転職を決意したわけですが、
ここで二度目のチャンスが来ます

転職エージェント経由でオンラインゲームの会社を紹介されまして、
その頃すでにROにはまりまくっていたのもあり、
企画職ではあったものの、挑戦してみることにしました

当時はまだ国産のMMOが限られている時代でしたので、
その会社も韓国のゲームをローカライズして運営していたわけですが・・・

今だから言えますが、あまりそのゲームが好みではないことと、
なにより私自身が「作る」部分に関われないことが、
予想以上のストレスになりまして、すぐに辞めてしまいましたΣ(゚Д゚)ガーン

今にして思えば、「自分なりにこだわりがある分野」だからこそ、
「自分のこだわりとあわないこと」が納得いかなかったんでしょうね・・・
若かったのもあると思いますが

その後、IT系の開発でいろいろな会社を転々とし、
今の会社はだいぶ長く勤めていたものの、
いろいろな事情があり、今年転職を決意しました

今回も転職エージェントを経由しまして、
いろいろ紹介してもらったわけですが、
その半分くらいが「ゲームをやっている会社」だったわけです

皆さんご存じのように、ソーシャルゲーの台頭により、
「Web技術」を応用してゲームを作れる時代になっています

つまり、私が長年培ってきた「Web技術」で、
「ゲームを作ること」に関わるチャンスが来たのです( ゚д゚)o彡゚

もちろん、使っている技術が似ていたとしても、
「Webサイト」と「ゲーム」では、見ている視点は全く違います
だとしても、今までで一番明確に「接点」が出てきたわけです

正直、「ゲームそのものの開発」でなくてもかまいませんでした

ゲームの裏方で動いているシステムは山ほどあり、
私のスキルを即座に生かせるのがわかってましたので、
まずはそちらの線から食い込んでいこうと思ったわけです

とはいえ、「自分が興味を持てないゲーム」に関わることは、
以前の経験から無理だろうな・・・と思っていたので、
実際にプレイしてみて「これなら・・・」という会社をいくつか選びました*3

もちろん、自分の得意分野であるWebシステム開発でも書類を出したわけですが、
幸か不幸か、書類を通過したのはほとんどゲーム関連の会社でしたΣ(゚Д゚)ガーン *4

そんなわけで腹をくくって面接を受け始めたわけですが、
一番最初の会社で想定外のことが起きまして

その会社はゲームも開発しつつ、他の事業もかなりがっつりやっている会社で、
私としてもどちらかに食い込めれば・・・と思ってましたし、
会社側でも面接開始時点ではどちらか決めかねていました

ただ、その面接の場で「ROが好きで今もずっとやっている」と言ったところ、
そこから一気に質問の内容がゲーム寄りになりましてΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

正直、私自身もあまり想定してなかった質問が来たりで、
相当テンパったまま面接を終えたのですが、
結果的に内定をいただきました

・・・しかも、「ゲームそのもののプログラマ」でΣ(゚Д゚)ガーン

その後、別なゲーム関連会社でも内定をいただき、かなり迷ったのですが、
最終的には「自分が好みのゲームを作っている会社」を選択しました*5

その会社は間違いなく「私が好きなタイプのゲーム」を、
「こだわりをもって」作ってるんだろうな・・・ってのが感じられたのです
「売れるか?」ではなく、「作りたいから」なんだろうな・・・と

もちろん、商業的に何も考えてない会社ではありません*6
でも、「お金のこと」だけ考えれば、「もっとうまみがある手段」があるのに、
あえてそれを選ばず、「自社のやり方」を貫くあたりが気に入ったのです

少なくとも、「ROが好き」・・・とまではいかなくても、
「ROをリスペクトしている」か、「ROを参考にしている」のは間違いなく、
だからこそ私の一言に反応したんじゃないかとは思ってます

先ほどの連載にもこういうのがありました

必要になってくるのは情報を受け取る側である我々が,流された情報の奥にあるものにまでちゃんと意識を届かせることができるかどうか……ってことなんでしょうね。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第284回「“本当に伝えたいこと”を受け取る能力」 - 4Gamer.net

なんというか、「ゲーム(というよりはキャラ)に対する強い愛情」を感じたんですよね
それが伝わったから、私も選んだというか


今回の転職周りでは別の側面からいろいろ書きたいことがあり、
それはまた別の機会に回しますが・・・


というわけで、「ROが好きだ」と言い続けたら、
「ゲームを作る」という、子供の頃からの夢が叶いました

(正確には来年の春からであり、
 それまでに何かあったらダメなのですが・・・(((((( ;゚Д゚))))) ))

もちろん、これはスタートラインに過ぎません
しかも、他の人がもっと早く切っているスタートを、
相当遅れて切るわけで、かなり大変なのは重々承知です

それでも、せっかく出てきたチャンスです

もっと適切な人が他にいくらでもいたとしても、
タイミングと縁により、会社が「私」を選んでくれた以上は、
全力で勝負したいと思います


それでは、また明日・・・というか、また来年(`・ω・´)ノ




<おまけ>

「オンラインゲーム」に関わる開発がやってみたい方は、
まずこの本を読んでみるのをおすすめします(´・ω・)っ

オンラインゲームを支える技術  ??壮大なプレイ空間の舞台裏 (WEB+DB PRESS plus)

オンラインゲームを支える技術  ??壮大なプレイ空間の舞台裏 (WEB+DB PRESS plus)

もう一冊、こちらは相当厚い本ですが、
新人研修に使われているくらいですので、
かなり「実用的な技術」がまとまっています

ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術

ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術

*1: といっても、ソースを打ち込んでいただけですが・・・(´-ω-)

*2: 一応、ゲームエンジンっぽいものを作ろうとして、結果的にできたのはランダムなダンジョンを作るだけのライブラリでした(´・ω・`) https://github.com/parrot-studio/rdgc-dm

*3: 勘のいい方はお気づきでしょう 先日の連載がまさにこのためであったとΣ(・ω・ノ)ノ http://netgamer.hateblo.jp/entry/2014/11/06/204813

*4: 落とされた理由はたぶん「年齢」です 私もいい年ですので・・・(´・ω・`)

*5: もう片方の会社は「技術者としてスキルアップができる環境」だったので、本気で悩んだのですが・・・

*6: そもそも会社の事業自体が、相当「手堅い」というのも選んだ理由です